昨日、しょうたろうに送ったメールを備忘録として残しておきます。
実は嫁のお母さんが緊急手術をしたのですが、そのお見舞いに行く行かないで嫁としょうたろうの間にひと悶着がありました。
どうやらしょうたろうが自らお見舞いに行くと言い出さなかったことが原因のようなのですが。。
以下本文。
前段(略)
まぁ、ママの言っている事ももっともだから仕方ないな。
しょうたろうが〇〇さん(嫁のお母さん)のお見舞いに行く気持ちがあったのかどうかはパパには分からない。
でもね、しょうたろうには人として忘れないで欲しいことを伝えておきます。
しょうたろうは毎日何の不自由もなく楽しく学校や塾に行って勉強したり、外で友達と遊んでいるよね?
それって、当たり前のことと思っているかもしれないけれど、本当は全然当たり前ではありません。
パパやママ、そしてジィジやバァバが一生懸命生きてきたから、今のしょうたろうが何の不自由もなく生きていけるんだよ。
もっと言えば本当はそれだけじゃない。
血の繋がった親族だけではなく、しょうたろうの周りの友達やそのお父さんやお母さん、学校や塾の先生、しょうたろうの家を建ててくれた人や道路を造ってくれた人、学校を造ってくれた人、そんなたくさんの人達が人生の中で仕事を通してやってきたことがあるから、しょうたろうは毎日快適に生活できているんだよ。
パパが言いたいのはね、人間は色んな人達と繋がって協力し合って生きているということ。
だからこそ周りの人達に感謝しながら生きていくことを忘れてはいけないんだよ。
その中で最も大切なのが家族やジィジやバァバや親戚といった血の繋がった人達。
そして順番は色々かもしれないけど、世の中全ての人達に感謝する気持ちがなければいけないよ。
しょうたろうが大人になって仕事をするのは何のためだと思う?
もちろんそれは家族を養っていくためだけど、それだけではありません。
さっきも書いたように、世の中の人達はみんな助け合って生きている。
会社の社長になって大きなことを成し遂げる人も駅のトイレを掃除してくれる人もみんな同じです。
会社の社長だって、駅のトイレを使う時に気持ちよく使えるのは、トイレを掃除してくれる人がいるから。
つまり、自分に出来ることを一生懸命やればいいんです。
だからしょうたろうも将来、家族のため、世の中みんなのためになる仕事を見つけないといけないね。
まとめると、まずは自分の周りの人達に対して、感謝する気持ちを忘れないこと。
そして、その気持ちを相手に伝えるためにはどうすれば伝わるかをよく考えること。
そして、将来、しょうたろうが大人になったら、その感謝の気持ちを仕事でお返しすること。
分かったかな?